- 2025.07.02 投稿
- MBF
6/28(土)初心者~一般ライダー向け
「マッスルバイクスクール(技術向上偏)」を開催しました!
- どういう練習を行えばよいのか分からないと悩んでいる方へ、そのヒントとなる機会を。
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普段からバイクに乗車している初心者〜中級者を対象に、一定の乗車経験や長距離ツーリングなど複数経験はあるものの、そもそもの基本技術に少なからずの不安を感じていたり、現状の習得技術からもう1ランクアップしたいと感じてはいるものの、どういった練習を行えばよいのか分からないと悩んでいる方へそのヒントとなる機会を提供させて頂きました。
当日は元白バイ隊員でMSCAの認定会員申請中でもあるインストラクター、睦良田俊彦氏が現役時代に取り組んだ練習方法とその技術を余すことなくご披露頂き、ゆっち先生がその技術に対するポイントと公道での生かし方など落とし込み部分を解説する流れで各人がどんどんその練習方法を実践するというスタイルでスクールは進行しました。
大雨で実施した前月のスクールとはうって変わって暑いくらいの好天にも恵まれ、小まめな水分補給の時間を作るなどを心掛けましたが、皆集中が途切れるようなことは無く熱心に取り組まれていました。
睦良田氏から基礎中の基礎となる「運転姿勢」の見直しから「目線の置き場所」の重要性を改めて解説され、「ハンドルを全切り(フルロック状態)する感覚」を覚えてもらうことが技術習得に不可欠な上、安全運転に繋がることを強調されていました。
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その後に続く「千鳥走行」では、まさにフルロック状態の技術が習得できないと難しい課題コースとなっており、その習得具合に応じた課題コースが設定されました。
普段からバイクに乗っているものの、なかなかフルロックまでハンドルを切ることは無いのが普通かと思いますが、いざという時の危険回避のためには身につけておきたい技術には間違いありません。皆、各々の実力に応じて難易度を選択し更なる向上目指して少しずつ難易度の高い方へと挑戦していました。 - 最後の課題として全員一本橋に取り組みましたが、コース途中に設定した畳2畳ほどのスペースに低速で侵入し停止状態に近づけるという練習もしたせいか、皆一本橋を高確率で通過できるようになっていました。
そして最後に全員で「一本橋勝負」を実施し、13秒台を記録した方が優勝し景品をゲットされていました。
一本橋は誰にでもできると安易に捉えられがちですが、通貨タイムを意識し少しでも延ばそうと努力することは教習課題で培ったの全ての技術を発揮する必要があり、技術の集約課題と言い換えることも出来るコースです。これらの練度向上が安全運転に直結しますので是非練度を高めていってほしいと思います。